常識にとらわれないアイデアを出そう

原田正文です。

人は、
自分の悩みやストレスが
解決できるものに
お金を払います。

だから問題を解決するような
商品を作ればいいのです。

その対象人数が多ければ多いほど、
ヒットする可能性が高くなります。

人間は必ずしも
自分のフラストレーションに
気づいているとは限りません。

むしろ、

何が問題なのかわからず
何となく悩んでいる
という人の方が多いです。

そんな人に
「これがあなたに必要なものです」
と見せてあげると、

「こういうのが欲しかったんです!」
と大いに喜ばれます。

例えば、
MP3プレイヤーが世にでる前までは

ポータブルCDプレイヤーとか
カセット、MDで
音楽を聞くのが普通でした。

10曲とかしか聞けなくても、
誰も「問題だ」とは
思っていなかったでしょう。

ところが、

「何万曲も持ち運べたら便利ですよね?」
「いちいち入れ替えるのめんどくさいですよね?」

と、自分でも気づいていないストレスを
教えてあげて解決してあげたんです。

だからそれはヒットしました。

こんなふうに意外と人は
「何が問題か」「何が悩みか」を
自分ではわかっていないんです。

ですから日頃から自分で
「これがこうだったら便利だな」
とアイデアを出すことが大事です。

常識にとらわれない発想です。

ペットが好きな人で、

お金持ちが旅行に行っているあいだ
「毎日犬の散歩をしますよ」と言って

それで年収何千万も
稼いでいる人がいます。

「犬の散歩でお金はもらえない」
と思っている人には
できないビジネスです。

お金を生み出すために、

どういう人が必要としているだろうか?
その人が抱えている悩みやストレスは何だろうか?

と考えていくと
必要なものが見えて来ます。

そのためにリサーチです。
悩み、フラストレーション、ストレス、
まずはそれを探って

「どんな解決策が提供できるか?」
「どんなビジネスモデルに落とし込むか?」

考えてみましょう。

原田正文