成功を習慣化させる

原田正文です。

『1万回の法則』というものがあります。

何事も1万回続けると
自分のものになる、
ということです。

ただ、ただ1万回やればいい
というわけではなくて

一回一回の密度や集中力も
大きく関係しています。

1万回メールをしたからといって
メールの達人になれるわけではありません。

「達人になりたい」
という意識と意図のもとに
メールを1万回繰り返したら、

そのテクニックは
かなりのものになるでしょう。

それぐらいやれば、
その道のプロになれる可能性が高いです。

大事なのは繰り返しやること。
なんども繰り返して、
意識しなくてもできるようになること。

これはビジネスにも
同じことが言えます。

集客、セールス、スピーチ、
コピーライティング、

どれにも先の成功者が作った
「こうすればうまくいく」
というテンプレがあります。

試行錯誤しながら1万回続けて、
その道のプロになった人たちの
テンプレです。

人間心理や、データに基づいた
そんなノウハウがあるんですから、
それに従うほうがうまくいきます。

我流でやると、
たいてい最初はうまくいきません。

なかなか結果が出なくて
かなりの遠回りをするでしょう。

だから、ゼロから1万回やるより
もうすでに先人たちが導き出した
成功ルートを真似した方がいいです。

それが近道です。

ただ、
「学ぶ」だけではだめです。

徹底的に繰り返して
無意識のうちにできるくらい
自分に落とし込むことが大事です。

ライティングであれば、

そのルールに従った文章が
無意識にスラスラ書けるくらい、
テンプレートにそって書いていくこと。

写経とか模写とかありますが、

「良いものを真似して
書き写すといい」
というのは昔から言われてます。

スピーチやプレゼンも
何回も練習すれば、
印象的な話し方や間合いの取り方など
わかってきます。

自然にできてしまうくらい
反復練習をして、
完全に自分のものにしましょう。

無意識にできるようになったら、
あとは自動操縦です。

いちいち考えなくても
勝手に行動できます。

まずは成功のモデルを
徹底的に真似ること。

そして無意識でも
できるようにすることです。

人間の活動のほとんどは、
無意識によるものです。

朝起きて、服を着替えて、
顔を洗って、歯を磨いて…

と、毎日同じようなことを
繰り返しています。

でも習慣化されていることは
ストレスにはなりません。

成功する考え方、
成功するノウハウ、

それを無意識に落とし込めれば
成功が習慣化されていきます。

「結果が出て当たり前」
というマインドになります。

そうなってしまえば、
結果が出ないわけがないんです。

いきなり全ては変わりませんから、
まずは少しずつでも
身につけていきましょう。

原田正文