自分で考える力、応用力をつけよう

原田正文です。

僕たちが子供のころ、
学校では「正しい答えを出す」ということが
大事だと学びます。

テストの成績がいい人が、
優秀で頭がいい。

と教えられます。

そうやって小さい頃に
「正しい答えを出しなさい」と学ぶので、
すべての物事には
正しい答えがあると思ってしまいます。

しかし、、、

大人になって社会に出ると、
答えがない出来事ばかり
目の当たりにします。

何をもって成功と言えるのか?
自分にとっての幸せって?
やりたい仕事はなんだろう?
理想的な結婚とは?

などなど。

本当は答えなんてないんだけど、

こういう人生が勝ち。
これが幸せ。
この方法が正しい。
これはダメ。
こんな人になりなさい。

と言うルールがあると
つい錯覚してしまいます。

自分らしさよりも、
それらのルールに従った方が
いい生徒・いい社会人
だと思わされます。

大事なのは正しい答えを知る
ってことじゃなくて、

「自分で考える力を身につける」こと。

その力はどうやって鍛えるかというと、
これはもう経験しかないです。

多くを経験して、
いろんな人に出会って、
考え方や方法を学ぶ事で、

やっと「答えは一つではない」と
気づく事ができます。

もともと決められた
答えを知る力より、

予想外のことが起きた時に
いかに柔軟に対応できるか?
と言う「応用力」が大事です。

マニュアル通りに生きていると、
いざマニュアルに例がない事が起きると
対応できません。

マニュアルやお手本も大事ですが、
その丸写しだけではいけません。

現代では物や情報が溢れ、
「こうすればいい」と言う
正しい答えを簡単に知る事ができます。

でもそのマニュアルに従っているだけだと、
あなたの考える力・生きる力が、
だんだん奪われていきます。

あらかじめ正しい答えがあって、
これをすればいい
と言うのは楽です。

自分で考えずに済むから。

でも、理想の人生を手に入れたいなら
自分で考える力とか
自分で作り出す力が
必須になってきます。

言われたようにやろう、
合わせることが正しい、
と思っているうちはダメです。

これはどうやって成り立っているのだろう?
自分ならこうするのに。

とか、いろんな事に
好奇心や興味を持つべきです。

答えを探し求めるのではなく、
答えは自分で作り上げる。

新しい答えを探す姿勢、
それが規格外のものを生み出します。

ひとつの答えや正解に
終始するのはやめましょう。

原田正文