子供の感覚を持ち続けよう

原田正文です。

誰でも子供だった頃は、
毎日起きることが新鮮で
何事にもワクワクしていました。

同じ友達と同じ遊びをしたり。
一つの本を何回も読んだり。

飽きもせず、
繰り返し同じ事を楽しめました。

ところが大人になると、
繰り返すことが苦痛になります。

楽しくなくなるから。

楽しんでやるのではなく、
「やらないといけない」
という義務ばかりの毎日になってたりします。

子供の頃は、
毎日遊びまわっていろんなことに
興味を持っていたけど、
だいたい大人になるとしなくなります。

大人になってある程度お金を稼ぐようになり、
行動の選択肢は増えているはずなのに
なぜかやろうとしない。

仕事してるか、
休みがあってもゴロゴロしてたり。

年を取ってくると、
時間が過ぎるのが早く感じます。
1年なんてあっという間です。

年をとればとるほど、
時間が早く過ぎます。

これってなぜかというと、

大人になると
物事に対して
「これはこういうもの」と
認識する数が増えるからです。

例えば、

パソコンはこういうもの。
東京はこういうもの。
仕事はこういうもの。
恋愛はこういうもの。

と、スルーすることが増えるからです。

知識が増えるほど、
それは無意識になり
無意識になった瞬間にすっと抜けます。

その分、時間が早くなるそうです。

つまり、
ひとつひとつに対して
「いちいち考えなくなる」
ってことです。

「それ知ってる」と脳がスルーしてしまう。
ここが大人と子供の違うところ。

子供の目にはいろんなことが斬新に映り、
頭も柔らかいから、
同じ事を繰り返しやっても
毎回新鮮な気持ちです。

その都度、初めて体験するかのように
接することができるから、
毎回新しい発見がある。

だから楽しいし、
どんどん新しい発想をして遊べます。

この遊び感覚を、
取り戻してみましょう。

そのために、
まずあなたの中の
「当たり前」に疑問を持つこと。

なんで働くのか?
なんで会社に行くのか?
なんでネクタイをするのか?
なんでこの給料なのか?

など。

別に仕事に限った話ではありません。
恋愛とか結婚でもいいです。

なんで30代までに結婚しないといけないの?
なんで指輪が必要なの?
とか。

そうやって考えて行くと、
実は自分に必要ないものとか
新しいことが見えてくるかも。

自分の日常の中で、

これ、本当に必要?
これ、洗脳されてる?

というものがないか、探してみましょう。

子供のような気持ちで
物事を見ることができると、
固定概念が外れて
奇跡が起きます。

原田正文