未来が決まれば、今も決まる

僕たちは、今までを基準に
これからのことを考えるように
教えられてきました。

今までの成績がこれぐらいだから
大学はここを受験するといい

と過去の成績によって
未来を提案されます。

親には、
「公務員になる方が将来安泰だよ」
と言われ、無難な道に行くことを
勧められます。

そういう考え方の中にいると
それが普通に思えてきます。

現状や過去を基準にして考える
クセはなかなか抜けません。

今までがこうだからこの先こうなる
と思ってしまいがちです。

しかしそう考えると、
今の自分を超えることはできません。

将来どうあるべきか?という視点を
常に持ち、そこに達するには、
今何をしたらいいか?

と考えたいものです。

すると今の自分に足りないもの
が見えてきます。

では、そのギャップをどう埋めればいいか?

未来にはこうなっているから
そのために今これをする、

この順番で考えます。

過去の結果や現状を基準にすると、
これぐらいが限度だろうと手頃な
ところで手を打ってしまいます。

日々忙しく過ごしていると、
つい目先のことにとらわれがちです。

目の前の業務に気持ちが取られてしまうと、
エンドレスにやることが出てきて、
先のことが見えなくなってしまいます。

時々は手を休め、
未来ビジョンと照らし合わせましょう。

やらなくてもいいことをたくさんしていたら、
それはいったん止めるか、人に任せましょう。

今、本当にすべきことができるよう、
調整していかねばなりません。

時間は有限です。

達成したい未来ビジョンを決めたら
期限も決めましょう。

いつまでにそれを達成すると決め、
未来から逆算します。

そして今、何をすればいいか、
どのくらいのペースでやっていけば
達成可能か?

を検証しながら着実にやっていきます。

そうすれば、いつまでに何をしなければ
いけないかが明確になります。

計画を立てたら、あとはそれに沿って
検証しながらどんどんと行動します。

原田正文