自分の正しさを捨てろ!

人生って鏡だなとつくづく思います。

「コイツ、なんだ?」と思っても、
自分も似たようなこととしてて、
気づいてないだけだったり。

目の前の相手はそれを気づかせてくれます。

自分が言葉にしていることは
自分に返ってきます。

だから今起きていることは自分の責任。

どんな人でも何かしら問題を抱えています。

深刻なものもあれば、
前に進むためのものあります。

みんな、矛盾を抱えています。

そんなに強くないし、
頑張ろうとしても思うようにできなかったり、
やりたいと思っているのに人から反対されたり。

いろんなことが起きます。

自分の中で葛藤が起こります。

言うこととやることが
一致しない人がいます。

言ってもそれが守れません。

学生の時はまだ甘えもききますが、
社会人になったらそうもいきません。

約束を守らないとそんな奴だと思われます。

成長意欲、向上心があるかどうか?

言ったことをしない人は、
自分のことを棚に上げて人の悪口を言います。

自分がやってないことを本当は知っている。
けど、そこを突かれたくない。

だから誰が悪い、政治が悪いと他のせいにして
自分のことを見ないようにしてしまいます。

成長意欲がある人は、自分が変わらないと
何も変わらないとわかっています。

だから周りを変えようとするんじゃなくて、
自分が変わって周りを育てようとします。

現状維持したい人は変わりたくないから、
変わろうとする人を非難します。

いろんな人が入り混じっています。

周りが言ったことをしないから、
自分もしなくてもいいや、、、

となってしまうと成長できません。

いろんな人がいていいんです。

現状維持したがる人がいても
自分を棚に上げて人を批判する人がいても、
コツコツ自分を成長させる人がいても。

みんな同じだったら、それこそ
秀でた成長はなくなります。

いろんな人がいて摩擦が起こるから、
人は成長していけます。

みんな、自分を守るために必死だから。

自分の本音と建前の違いに矛盾を感じてても、
その時に守るべきものに対して意志を貫きます。

言うだけなら誰でもできますが、
行動が伴っているかどうか、そこは
ちゃんと見ておきたいところ。

言っていることとやっていることが
一致している人は信頼されます。

僕は言ってることとやっていることが
一致しているかどうかをすごく見ます。

自分に対してもそうです。

言ったことはやるようにしています。

言うこととやることが一致しないと、
この人の言うことはあてにならないと
信頼されなくなります。

信頼されなかったら
ビジネスは成り立ちません。

みんな認めて欲しいと思ってるし、
自分が正しいと思いたいです。

だからつい見栄を張ったり、
保身に入ったり、
外側を取り繕ってしまいます。

その傾向が強い人や、
自分の正しさを守りたい人は、
他の人がそれに沿わないと
すごくむかついてしまいます。

「なんでわからんのか。」
「なんでやらんのか。」と。

自分の正しさを人に主張したくなります。

こちらがムキになって取り合わなくても
自分がやること、言うことはいずれ
自分に返ってきます。

この人は今、こんな風なんだな
とただ受け入れます。

みんな、いろんな段階にいるから、
今はそうなんだなと受け入れます。

自分もムカついたりするなら、
自分も同じようなところがあるってこと。

知らずに同じことしていることもあります。

人は鏡。

自分の至らないところを見せてくれます。

そこに気づけば、どんな人もありがたいし、
成長のチャンスはいくらでもあります。

原田正文