相手を振り向かせる技術

ビジネスも恋愛も人間関係も
似たところがあります。

うまくいく人は、相手のことを
よく考えています。

自分のことしか考えていない人は、
自分のメリットばかりを考えます。

自分のことばかりを話したり、
自分を良く見せようとします。

自分のメリットを考えることは大事です。

しかし、自分が勝つことばかりを
優先してしまうと敵を増やして、
信頼を失っていきます。

ビジネスでよく言われるのは
スポットライトは自分ではなく、
お客様に当てるということ。

自分が目立ちたい
自分の商品を売りたい

と思っていると押しが強くなり、
相手は引いていきます。

恋愛でも一方的に「好きだ」と言って
詰め寄っても、相手にその気がなければ、
嫌がられるだけです。

相手と自分との共通点を見つけたり、
相手が興味あることや好きなことに
ついて話したりすることで、
少しずつ信頼関係を築いていきます。

自分を受け入れてもらおう、
認めてもらおうとばかりしている人は
自信がないように見えます。

自分を良く見せようと頑張りますが、
それが裏目に出ます。

プレゼンやセールスの時に、
自社製品の良さばかりいう場合など
そうですね。

自慢ばかりする人もそうです。

恋愛でもビジネスでも人間関係でも
うまくいきたいのであれば、相手が
望んでいることを知り、それを
叶えてあげること。

デートだったら、自分ではなく、
相手が望んでいるところに行くとか。

ビジネスも相手のニーズに沿ったものを
提供すれば、相手は「そんなのが欲しい
と思っていた」と購入してくれます。

相手が自分に何を望んでいるのか、
期待しているのかを知って、それを
実現できる人になれると強いです。

人があなたをどうみているのか?
何を期待しているのかがわかっていて、
あなたがそのように振る舞えば、
それは相手にとってとても嬉しいこと。

恋愛に例えるとわかりやすいです。

あなたが、相手が思い描く理想の
パートナーのように振る舞うなら、
相手はあなたのことを好きになります。

詐欺師のように姑息に下心を持って
これをするのは良くありませんが、

良心的に相手が望むことを先取りして
差し出すのであれば、それは喜ばれます。

相手の期待をうわまるサプライズを
与えることができる人は重宝されます。

そんな人は常に人のことを考えています。

自分をどう見せるかも大事ですが、
人の身になって考えることは
ビジネスでも人間関係でも欠かせません。

原田正文