入金が先、出金が後

入金が先、出金が後。

これからビジネスをスタートする人は
キャッシュフローについて考えておきましょう。

スタート時はお金が必要になります。

売り上げがないままだと出費が重なり、
うまく回らなくなっていきます。

先に入金していただく流れになっていれば、
その点、安心です。

コンテンツビジネスやセミナー業、
コーチコンサル業などは原価がほぼないうえ、
前金でいただくことが多いので、
その点とても良いです。

新しい商品やサービスを考えている人は
発注を受けてから作るようにすれば、
無駄に時間とお金をかけることなく、
売れる商品が作れます。

そのためにはしっかりとリサーチと
テストをしておく必要があります。

ウェブサービスやコピーライティングなど
下請けでやろうと思っている人は、
気をつけましょう。

下請け会社の場合、発注を受けて
納品してから、請求書を出して
振り込んでもらう流れが多いです。

その場合、入金は月末や翌月となります。

納品してすぐに入ってくるわけではありません。

納品しても、ミスがあったり、
変更を要求されたりすると、
納期がずれてしまいます。

そうなるとキャッシュが
入ってくるのもずれます。

受注を受けたからと喜んでいても
入金が翌月以降になるかもしれません。

人件費や材料費、外注費など
多額の金額が絡む場合、これは不安です。

しっかりとお金の流れを見ておきましょう。

前金を何%かいただくなど、
できるだけ入金が先に入るよう、
心がけましょう。

原田正文