ビジネスモデルを捨てなさい

まずビジネスモデルって何ですか?

って話ですが、

ビジネスモデルは仕組みですね。

どうやったら利益が取れるのか?

ということです。

そのための仕組み作りです。

どうやってお客を集めたり、
商品を仕入れたり、
付加価値をつけたり、
収益を安定させるのか?

などです。

その流れをしっかりと作ることで
安定した収益が得られるようになります。

では、ビジネスモデルを捨てる
とはどういうことでしょうか?

ビジネスモデルを構築することは
大事ですが、初めのところは、
そこにあまりこだわらない方がいいです。

そこにこだわってしまうと、
頭が固くなってしまいます。

自分はこのビジネスでこうする
という枠を作ってしまうので、
チャンスを狭めてしまいます。

例えば、Amazonを見てみましょう。

最初は新刊の本だけ売ってましたね。

けれども中古も扱うようになり、
日用品なども売るようになりました。

ビデオ、ミュージックや電子書籍なども
始まり、何でもありになってきています。

月額いくらでサービスを受けられる
という定額会員制も始まりました。

少しずつサービスが増えています。

もし、最初に、Amazonが
「オンラインブックショップです」
とそれだけに固執していたら
今のようになってはいなかったでしょう。

いろんなことに手を出せ
というのではなく、
お客様のニーズに合わせていく
ということが大事です。

お客さんが中古本も売って欲しい
と言えば売り、

翌日配達をして欲しいという
ニーズがあれば、それを実現し、、、

という具合に、必要なニーズに合わせて
変えていけるところは変えていくと、
お客様に喜ばれてリピートされます。

自分のビジネスはこれだから
と枠にはめてしまうと、
チャンスを見逃してしまいます。

大事なのは、お客様に聞くこと。

自分のビジネスの枠に
縛られないことです。

実際、最初に始めたビジネスと
違うビジネスになっているケースは
よくあります。

繁盛している整体や美容室の
経営者が「どうやって集客してるか?」
と同業者からよく聞かれるので、
ビジネスコンサルも始めた
ということもよくあります。

お客様から
「こういうのがあれば欲しい」
「こんなサービスはないのか?」
と聞かれたら、自分のところで
それができないか?考えてみましょう。

自分ができなくても
人を紹介することもできます。

お客様に喜ばれるなら、
それが提供できないか?
考えてみましょう。

そうすることで、新しいビジネスが
生まれることもありますし、
今のビジネスが拡大する可能性も増します。

原田正文