古い自分は捨てる

最初は一人。

一人で立ち向かった。
逃げなかった。

頭がぶっ壊れてしまうのではないか
と思えるぐらい考えまくった。

自分がやらなきゃ誰がする?

諦めなかった。
信じて取り組んだ。

いろんな人に助けてもらった。
たくさんの人に失望もした。

でもそれも自分の責任。
自分の至らなさのなせる技。

全てを自分の責任となし、
必ずできると信じて思いを貫いた。

できてしまえば、その思いを手放した。

古い情熱はいつまでも持っていたら
執着になる。

手放して更新して
また新たに追い求め続ける。

古い自分は捨てる。
毎日でも自分を更新続ける。

そうやって良いものを作り続ける。

僕に才能があったわけではない。
ごく普通の男だった。

やれば誰だってできる。
みんな、そこまでやってない。

やってないのに諦めている。

一人でやるには限界がある。

新たな挑戦はいつも目の前にある。

自分の夢がみんなの夢となり、
チームで夢を叶えていく。

やればやるほど責任も増えていく。

とはいえ、
自分がいないと機能しない
チームにしてはいけない。

自分がいなくても結果を出し続ける。
そんな素晴らしいチームを作ること。

自分なんてちっぽけな存在。

でもきっかけは作ることができる。

そのきっかけからみんなが
羽ばたいてくれたら嬉しい。

驚くほどみんなが優秀だから、
僕もしっかりやらなくては
と励みになる。

大事なのは理解。
相手を理解することに力を注ぐ。

何に困ってるのか?
何が問題なのか?
何がわかってないのか?
自分は何を理解すべきか?

ちょっとした理解のすれ違いが
大きな誤解を生んでいることがある。

自分がブレてしまうと
ガタガタと崩れていく。

自分が支えているつもりが
みんなに支えられていることに気づく。

ディスりたい人には
ディスらせておけばいい。

結果見て手のひら返す奴は
ごまんといる。

それでも尊厳を持って
生きていきたい。

自分を信じてくれる人が
一人でもいるなら頑張れる。

一人でもやる。
実現したい世界があるから。

一緒にやってくれる人がいたら
大歓迎。

やれるかやれないかなんて
考えている暇はない。

とにかくやる。進む。
淡々とやることをやっていく。

目の前の課題は
自分の成長のため。

卑屈にならず、事実から逃げず、
自分を信じて進んでいこう。

やってから考える。

逃げる人生から抜け出そう。

やっていることに
信念と誇りを持って進もう。

手に入れたものは手放して、
先に進む。

苦労して作り上げたものも
欲しい人に与えてしまおう。

手に入れることが目的ではないから。

手に入れることで学んで、
手放すことでまた学ぶ。

すべては移り変わっていく。
人の気持ちも流行もビジネスも。

移り変わりゆく中でも
変わらないものがある。

そこを信じて進んでいく。

まだまだできる。
やりきるまで進むだけ。

原田正文