夢物語で終わる人、夢を現実に変えていく人

成功したい。
お金持ちになりたい。
夢を実現させたい。

そう思う人は多いですが、

なぜそうなりたいのか?

の詰めが甘い人が多いです。

腹の底からそうなりたいという
思いがなければ、机上の空論のように、
ただ「実現したらいいね」という
夢物語になってしまいます。

実現しない夢物語を語ることで終わる人と、

それを本当に実現させていく人との
違いはなんでしょうか?

本当に実現させていく人には
そうしなければいけない理由があります。

多くの人の願望や夢は、本当に自分が
望んでいるものではない場合が多いです。

「俺、経営者になりたい」と思う人は、
ホリエモンや孫正義さんに憧れて、
そうなりたいと思ったかもしれません。

かっこいいから、人に尊敬されるから、
自分もそうなりたいと。

それなら必ずしも
経営者である必要はないです。

エリート社員でも、大学の教授でも
弁護士でもいいでしょう。

「いや、経営者がいいんだ」というなら、
もっと他の理由が隠れています。

公務員になりたいと思う人は、
親や親戚に勧められて、それが
自分にはベストな職業と思っている
だけかもしれません。

医者になりたいというあなたの親は、
医者で医院を経営していて、あなたは
それを継ぐのは当然と思っているだけかも。

美容師になりたいと思う人は、
テレビでカリスマ美容師のドキュメントを
見たことに起因しているかもしれません。

小さい頃に聞いた話。

消防士は人の命を救う仕事だとか、

先生をしていて、教え子が大人になった時に
「先生のおかげで」と言われたことに
すごく感動したとか、

そういう話を聞いて、憧れたり、
そうなりたいと思います。

自分の中の琴線に何かしら触れたから
そう思います。

しかし、もっと掘り下げる方が
行動の原動力になります。

起業することにしても、
起業してうまくいっている人たちを見て、

自分もあんな風にお金を稼いで
自由で豊かな暮らしをしたい

と思ったのでしょう。

しかし起業したら、
うまく軌道に乗るまでは無給で
会社員以上に働くことになりかねません。

それでもやりたいと思う何かがあるか?

ここは大切です。

ちょっとした憧れや、
今よりマシな生活ができるだろう
という軽い思いであれば、

何かにつまづいたり、
うまくいかなかった時、

「やっぱり向いてないよね」
「そう簡単にはいかないよね」
と簡単にあきらめてしまいます。

苦労したくない、大変な思いをしたくない、
つまり、楽したいから、という思いで
起業しようと思うと、ちょっとつまづくと、
早々とあきらめてしまいます。

その苦難を超えて、それでもやりたい、
成功させたいと思う何か。

それをしっかりとつかんでいれば、
あなたはやり遂げるでしょう。

そのためには、自分を
掘り下げる必要があります。

なぜしたいのか?

自分の中にある究極の思いにぶつかったら、
それを実現するためにはやるしかない!
という情熱に変わります。

それが見つかった人は強いです。

何が何でもやり遂げようと思います。

だから成功します。

望みの状況を手に入れます。

あなたも掘り下げてみてください。

なぜその仕事をしたいのか?
起業したいのか?
人生で何を得たいのか?

自分の中でピタっとパズルが合い、
腑に落ちたら、行動に移すのは
そう難しくはありません。

行動できないという人は、
そこの詰めが甘いです。

ぜひやってみてください。

原田正文