流れを止めないコツ

物事をできるだけミスのないように
進めていくことは大事なんですが、

完璧にやり遂げようとすると、
今度は全然進まなくなります。

完璧主義の人によくあります。

完璧主義の人はすべてをきちんと
こなしたがるんですね。

そのため一つ一つが丁寧になります。

全部の準備が整ったら
次に行こうとします。

が、これをしていると
なかなか前に進めません。

その場を収めて、
それが完璧になったら、
次の場へ、

と進みます。

一回一回、完結の連続となります。

このやり方をしていると、
スピードが遅くなります。

また、先のことを見切れてないので、
つまづきやすくなります。

本の1ページ目を完璧に読んだら、
2ページ目へ、という感覚だと
ものすごく時間がかかります。

しかし本全体の内容を掴むのであれば、
一字一句読まなくても、
どんどんと読み進めていけます。

狩をするときに、走っている動物の姿に
焦点を当てて矢を放っても、
矢が届くときには、動物はすでに
先に移動しています。

矢を放つなら、矢が届くときに
動物がいるであろう方向に狙いを定めて
矢を放たないと間に合いません。

目の前のことが完璧にできたら、
次へ進もう、と思っていたら
スピードが遅くなります。

もしそこでつまづいてしまったら、
それができるまでずっと
そこで停滞してしまいます。

一つのことに挑戦してうまくいかないと、
へこんであきらめてしまう人が多いです。

物事はすべてつながっています。

流れが途切れないように、
目の前のことをしながら、
次、その次と、先へ先へと展開しながら
進んでいくと波に乗っていけます。

一の手、二の手、三の手と準備しながら
同時進行で進んでいく気持ちで臨めば、

一つがうまくいかなくても
次、またその次と手を打てます。

これがうまくいかなかったら次はこれ、
と代替案を常に持ちながら、

流れるように途切れなくやっていけば、
失敗はなく、改善があるのみです。

より良い方向に改善を重ねながら
進みますので、よどみがありません。

やりながら、どうすればうまくいくか
のコツをつかんでいきます。

だんだんと流れが良くなっていきます。

10のうち9が失敗したとしても、
飛び石を飛ぶように続けてやっていれば、

個々の失敗より、全体の流れから
得られる達成感の方が強くなります。

力尽きる前に、次の流れに乗るように
しておけば、また新たなチャンスが
見えてきますので、くじけずに進んでいけます。

原田正文