表の顔と裏の顔

人間性はどこに現れるかというと
日頃の行いです。

偉そうなことを言っていても
行動が伴わないなら誰もついてきません。

最近、TOKIOの山口さんの事件が
話題になっています。

人気のあるスターでも
人徳外れた行いをすれば叩かれます。

昨日までちやほやされていても
何か問題発言や行動があると、
一気に非難の対象になります。

社長や先生というと、日本では
立場的には人から尊敬されます。

「社長」とか「先生」と呼ばれるだけで、
すごい人、偉い人と思われます。

お坊さんなどもその部類ですね。

実際はどうかはともかく、
先生と呼ばれるだけで
何か人より秀でているように
思わせてしまう文化があります。

人前でだけいい顔をしていても
どこかで必ずボロが出ます。

無理していい顔をしている場合も
やはりどこかでそのストレスが現れます。

心を鍛えること。
常に誠実であること。
強い精神を持つこと。

経営者は特にそうですが、
会社員や主婦、フリーター、学生さんも
ブレない精神が備わっているに
越したことはありません。

ではどうやって強靭な精神を作るのか?

これは日々鍛えていくしかないでしょう。

筋トレするのもいいです。

何かを選択する時に、
茨の道を方を選ぶのもいいです。

楽な道と厳しい道があったら
わざと厳しい道を選んでみる。

常に限界に挑戦していたら
だんだんと怖いものがなくなります。

どうにかなると思えます。

人に対しても寛容になること。

みんな、愛されたくて、
認められたくてやっています。

道徳的に良くないとか、
裏切ったりとかもあるだろうけど、

「全く間違いをしたことありません」
なんて人は一人もいません。

多かれ少なかれ、みんな、
いろんなミスや失敗、挫折を経験します。

そこで学ぶことは多いし、
生きるってことは、それを乗り越えて
成長していくことです。

そう思ったら、あの人にも
この人にも感謝しかなくなります。

出来事によっては
チョームカつくことがあったり、

「絶対に許せん!」と
思うこともあるでしょう。

でもその思いをずっと抱えていても
自分への重しにしかなりません。

自分の思いは
自分でどうにかしなくてはいけません。

だから自分を鍛えていくしかない。

自分が強くなって大きくなって
どんな人でもどんなことでも
受け入れられるようになればいい。

最後は愛だから。

愛のある自分が見出せたら
それで許せます。

全て自分が作り出しています。

僕たちはなにかと
こういうものと決めたがりますが、

僕たちは何者でもないです。

何者でもないから何にでもなれます。

自分はこんなしょーもないやつです
とさらけ出してしまえばいい。

そしてそこからスタートする。

無理しない。

自分に正直になる。

自分の至らなさ、どうしようもなさ
を受け入れる。

受け入れたら手放せます。

そして向き合えます。

必要なことだけが起きます。

あなたに起きていることは
あなたに必要だから起きています。

だからちゃんと向き合う。

正直に誠実に向き合えば、
必ずいい方向に向かいます。

それを信じて進んでいきましょう。

原田正文