欲望の正しい使い方

僕たちは欲望で成り立っています。

食べたい
お金が欲しい
恋人が欲しい
良いところに住みたい
海外旅行がしたい

などなど。

欲望がなければ生きていけません。

「生きたい」「子孫を残したい」
は本能に埋め込まれた欲求です。

なにも考えずに生きているとしても
生きている限りはその欲望が動いています。

欲を持つことは大事。

欲があるからいろんなことに挑戦できます。

でもそれに固執すると
うまくいかなくなります。

何かをするための原動力として
欲望は使えます。

成功したい
誰かを幸せにしたい
自分を試したい

すべて「したい」から始まります。

ここに遠慮はいりません。

やりたいことはどんどんと
やったほうがいい。

うまくいき始めるとこの欲が増大します。

ぐんぐんと大きくなり、
「もっともっと」となっていきます。

そうなってきたら謙虚さが大切になります。

成功は一人ではできません。

ビジネスは、商品を買ってくれる
お客様がいて初めて成り立ちます。

社員がいるなら、
その人たちがやるべきことを
ちゃんとやってくれているから。

成功すればするほど感謝なんです。
みんなに助けられています。

だから恩返しにもっと世の中に
貢献したいと思います。

人知れず陰徳を積むことの良さは、
謙虚さが学べることです。

誰も見ていないのに、
道端のゴミや缶を拾って捨てたり、
人知れず多額の寄付をしたり、
陰でいろんな貢献をしていると、

じわじわとしたありがたさを感じます。

ガンガンと進んでいるときは
自分はやってるぜ!感満載になります。

若いときは特にそうです。

うまくいっている状態が一生続く
ように思ってしまいます。

調子に乗って過信して傲慢になると、
どこかでしっぺ返しを食らいます。

僕も今までたくさん失敗をしてきました。
そしてたくさんの人に助けられてきました。

自分はまだまだだと思うことばかりです。

成功している人ほど気遣いがすごいです。

僕は配慮足りず、気づけてないことも多く、
みんなに迷惑をかけることもよくあります。

そんな僕を暖かく見守ってくれている
みんなに本当に感謝です。

卑屈にならず、
希望を捨てず、
事実を事実として受け止め、
逃げずにやっていれば、

奇跡は起こります。

欲に目がくらむと
間違いを起こしやすいです。

どれだけ人に喜んでもらえたか、

「あなたに出会えてよかった」
と言ってもらえるか、

は「いくら稼いだか」より大切です。

心豊かになっていきましょう!

原田正文