数字が語るストーリー

あなたは数字が語るストーリーを
読んだことがありますか?

数字は1,2,3の数字のことですけど、
それが並んでいるのをみると、
ちゃんとストーリーがあるんです。

それを読み取ることは
ビジネスにおいてとても大切なことです。

数字はビジネスに不可欠。

一人ビジネスでも会社の経営者でも
数字を見ると今の経営状態がわかります。

経理や財務を人に任せるのはいいですが、
自分でもちゃんと把握しておきたいものです。

数字は生き物です。

増えたり減ったり。
成長したり衰退したり。

ビジネスの結果は数字で出ます。

だからわかりやすい。

経営者であるならば、数字に強くなっとくべき。

数字を見ていると、
何がおきているのか、見えてきます。

どこをどうすれば、もっと売上が上がるのか?

何が足りないか?

あがっている数字に間違いがないか?

違和感のある数字が出てきたら
数字が間違っている可能性があります。

間違っていては、仕事の判断を誤ってしまいます。

それを見抜く目を持っていなくてはなりません。

商品には必ずサイクルがあります。

売れ始めて、安定期を経て、
売上が落ちていきます。

その流れを押さえておくと、
いつ新しいことを導入したらいいか見えてきます。

数字を書き出すことだけが目的になってしまうと、
その数字の背後にあるストーリーに気づきません。

でも大事なのはそのストーリー。

そのために数字を見ます。

数字を見ていくと、

どこに問題点があるか、
何が問題を引き起こしているのか?
どうすれば改善するか、

が見えてきます。

経済状況を把握し、問題点を探り、
危機に気づき、前もって対策を打つ。

数字を出すこととは
結果を報告することだけでなく、
何が起こっているかを知るためにとても重要です。

一人ビジネスの人で、
新規客を集客しないと売上が上がらない
と思っている人がいます。

数字は苦手だからと数字を出さずに
なんとなくやっています。

でも数字を出してみたら、
新規客よりも既存客のフォローをする方が
売上が何倍も上がることがわかったり、

自分が思っていた見込客へのアプローチが
あまり売上につながらないことが
見えてくることもあります。

正確に数字を出すことで
どこにフォーカスすれば
売上が上がるかが見えてきます。

数字を出すことは”現状把握”です。

現実をしっかり見据えなければ
適切な判断ができません。

経営者であれば、数字を見たら
何がおきているのか、
わからなければなりません。

数字が見せてくれるストーリーを
読み解けば、どこをどうすれば
いいかが見えてきます。

数字が苦手な人は、数字が語る
ストーリーを探すつもりで見てみると
わかりやすくなるのではないでしょうか?

原田正文