リソースを価値に変える

人は何かに価値を感じるとお金を払います。

価値を感じなければ、お金を払いません。

となると、

あなたの商品やサービスの価値は何か?

価値を見出してもらうには何が必要か?

また、自分が思う価値と
お客様が感じている価値とが
違っていることがあります。

そこをきちんとすり合わせておくことが必要です。

これはビジネスだけに限らず、
人間関係にも言えます。

人があなたに何らかの価値を見出せば
あなたと知り合いになりたい、
ビジネスをしたい、
あなたの商品を買いたいと思います。

本来人に価値はつけられませんが、
自分にとって何の価値も感じない人
とつながりたいと思う人はいません。

人があなたに見出している価値は
あなたの強みになります。

これは自分では分かりにくいので
あなたの知り合いなどに聞いてみるといいです。

自分の悩みや問題が解決できるのであれば
人はそこに価値を見出します。

その価値を生み出すために
あなたが必要なものは何でしょうか?

それは、あなたが持っている
リソースに答えがあります。

リソースとは資源、材料。

経験や知識、ノウハウやスキル、
人材、もの(整備や施設)、お金、
知恵などになります。

持っているリソースの中で
お金に変わりうるものはたくさんあります。

まったく自分の経験のないことより
経験のあることの方が取り掛かりやすいし、
お金に変えやすいです。

ただリソースがあるだけでは
お金には変わりません。

リソースは材料と同じです。
それをどう使うかを考えないといけません。

玉ねぎやジャガイモがあるだけでは、
どうしようもないです。

それを用いて、カレーやシチュー、
肉じゃがなどを作ることで、
その材料が生かされます。

あなたやあなたの会社が今持っている
リソースをすべて書き出してみてください。

そのリソースから価値を生み出すには
どうすればいいでしょうか?

何を追加したらもっと価値を感じて
もらえるでしょうか?

もしあなたが必要なリソースを
持ってないとしたら、どうやったら
それを手に入れることができますか?

その仕組み作りや、
アウトソースできるものが何か、
考えてみましょう。

最初は自分が持っているリソースから
始めるといいですが、事業が大きくなると、
リソースが足りないことはよくあります。

特に新しい事業などを始めるときには足りません。

リソースが足りないから始められないと思わずに、
どうすればいいかを考えてみましょう。

あなたがこれから起業したいのであれば、
自分のリソースと強みを知っておくと
それが差別化要素となりやすいです。

原田正文