脳の有効な使い方

僕たちの脳は忘れっぽいです。

覚えてても大半を忘れてしまいます。

繰り返し繰り返し頭に入れたことや、
自分がすごく大事と思うことは
覚えていますが、

セミナーで一度聞いただけだと、
翌日には8割近く忘れています。

必要外はすべて忘れます。
その方が効率がいいからです。

不必要な情報をいつまでも
たくさん覚えていても

ゴミをいっぱい部屋の中に
置いているようなものです。

それなら一層してしまう方が
さっぱりしますね。

何かにうだうだ悩んでいるとか、
失敗を繰り返し思い出すとか、

そのために脳を使うよりは、
これからやろうとしていることに
意識を向ける方がいいです。

アイデアが出たり、
新しいやり方を学んだ時は、

よっしゃ、やるぞ!と
モチベーションが上がります。

でも私たちは忘れてしまいます。

1日、2日、3日と経てば、
ほとんど思い出しもしません。

そして次の新しい情報や学びを
仕入れています。

けれどもそれも翌日には
8割方忘れてしまいます。

こうやって毎日、脳に入れたり出したり
していますが、2割は残ります。

じゃあ、何が残るの?

それは、自分にとって
大切だと思える情報です。

だから何が大事か?という自分の
優先順位を知っておくことも大事です。

しかし意図的に忘れない努力を
することも必要です。

アイデアが出たら、
その都度メモをすること。

そうやって書きためておくこと。

いい情報、役に立つ情報は
繰り返し繰り返し
自分にインプットすること。

実行できることは即すること。
予定は即入れること。

脳は少しずつしか変化してきません。

昨日までの習慣は
今日からすぐには変わりません。

なんせ長年続けてきた習慣です。

ほぼ自動的に行なっていることは
たくさんあります。

それを変えていこうと思うと、
繰り返しリピートして、

それが新しい習慣になるまで
続けなくてはいけません。

習慣になってしまえば、無意識に
自動的にできるようになります。

それまでの辛抱です。

成功している人の習慣や考えを
身につけるために、
音声を繰り返し聞くのも、
それを無意識に落とし込むためです。

習慣化できたら、自然に
成功するように行動します。

原田正文