苦手意識に潜む宝

歳をとるにつれて時が経つのが
早く感じられます。

子供の頃は新しい体験が多く、
情報処理に時間がかかります。

そのため時間の経過を長く感じます。

歳をとってくると知識や経験が増え、
同じことの繰り返しが増えます。

情報処理に時間がかからなくなり、
早く過ぎるように感じるそうです。

人生、いろいろあるようで、
あっという間に過ぎてしまいます。

やりたいことをやらなかったと
後悔するより、どんどんやって
経験を積んでいきましょう。

たくさん挑戦した者は失敗も多いです。

でもそういう人は結果が出やすい。

どんどん挑戦して経験を積んでいるから。

自分が限界だと思っているのは
限界ではないです。

自分で勝手にそう思い込んでいるだけ。

自分が限界だと思っている
もっと先に本当の限界があります。

例えば、苦手なこと。

苦手なことを克服すべきか?
苦手なまま置いておくべきか?

迷うところですが、
苦手なことには二つのパターンあります。

自分の大切なエッセンスが
詰まっているパターンと、

明らかに肌が合わないパターンです。

苦手なことの中に
本当の自分がいることもよくあります。

なので、やりたくないと思っても、
とりあえずやってみましょう。

嫌だったらやめて
別の方向に行けばいい。

そして、これはダメ、肌に合わない
と感じるなら、

もうあなたの人生から排除してしまえばいい。

そこには関わらないと。

その方がいい人生が送れます。

逆に排除せずにやってみて、
あたらしい発見があったりすると

俺、これ、向いているかも?

とそのピースがはまって
新しい人生のステージに上がることもあります。

苦手なことは苦手なので、
なかなかやろうとしません。

けれども苦手なことに、成功の秘訣が
詰まっているかもしれないので、
いやらがずとりあえずやってみましょう。

昔できたことで今できないこと、
昔やってたけど今苦手なこと、

いろいろあると思います。

僕はもう高層マンションに
住みたいとは思いません。

縁側でご飯食べて
お茶すすってる方がいい。

でもそれって、住んでみてわかったこと。

苦手なことは、
本当の自分を探すのに
大切なエッセンスです。

苦手なことを考えてみると、
自分の特性がわかって面白いです。

無理して克服しなきゃと
時間をかけなくてもいいです。

自分よりうまくできる人がいるなら
やってもらう方が効率がいいです。

自分に合わないものは合わないし。

何事も臨機応変に。

苦手なことに挑戦するなり、避けるなり。

自分のことを知ることが大切。

何事も経験です。

いろいろ試して味わってみましょう。

原田正文