自分の中のプログラミングを変える

昔はすごくハイレベルだったのに
今は普通にそのレベルをクリアできる
という状況はよくあります。

例えば、以前、
森末という名の日本の体操選手が
オリンピックに出て「モリスエ」
という技を生み出しました。

それは当時は高度なレベルの技で、
金メダルを獲得しました。

ところが、
オリンピック選手にしかできない
高度な技だったものが、今では
高校生でもできるようになりました。

世界的な基準で難しいと言われた技が、
今は高校生が当たり前にできているのは
なぜでしょうか?

有名な話で、
ロジャー・バニスターの話があります。

その当時、「1マイルで4分を切ることは
人間の身体機能として医学的に無理である」
と信じられていました。

そして31年間、1マイル4分10秒3という
パーボ・ヌルミという選手が出した記録が
保たれていました。

が、1954年、ロジャー・バニスターが
3分59秒4という記録を出しました。

身体機能的に無理と言われていた4分が
人間によって破られました。

これにより、
「身体的に4分を切るのは無理である」
という信念が覆されました。

それにより、その年のうちになんと、
23人もの選手が4分を切る記録を出しました。

これは信念が変わったことによるものです。

「できるんだ」という思いが
次々に4分を切る選手を出したのでした。

こうやってどんどんと
当たり前の基準が変わっていきます。

昔はなかなかできなかったことが
今は簡単にできるようになっています。

それは当たり前の基準が
変わったからです。

「これぐらいはできて当然」となれば
それができて当然になります。

できなかったら
できるようになるまでやります。

人間はイメージしたものでできています。

見ている環境、接している環境を
違和感なく感じていきます。

日本の学校教育、社会、文化など
自分が暮らしている文化に染まっていき、
それが当たり前になっていきます。

まわりがオッケーしていくので。

だからあなたも成功したいと思ったら、
そういう環境にオールインしてください。

自分が起業副業で成功したいと思ったら、
起業副業で成功している講座や教材に
張り付いているぐらいの気合いで。

最初は違和感あるけど、
それが当たり前になってくると
どんどん楽になります。

原田正文