ヒーローへの道のりは反復前進

ハリウッド映画の定番だけど、

普通に暮らしていた人が
ひょんなきっかけから事件に巻き込まれ、
スーパーマンみたいに変身して世界を救う。

僕たちってこういう
ヒーロー願望を持っていると思う。

映画のストーリーは最後は
ほとんどハッピーエンドだけど、

ヒーローになるまでの道のりは相当大変だ。

だから映画が面白くなるんだけど。

現実も同じだ。

映画を見ていると、あっという間に
ヒーローになっているようだけど、
実際はすごくたいへんなことの連続。

死にそうな目にあってやっと
ヒーローとして本気に目覚め始める。

僕たちは切羽詰らないと
なかなか本気を出さない。

どこかで手を抜いて
実力の半分も出してない。

本気でやってないのに、
自分はできないどうしようもない奴だ
と落ち込んでいる。

一瞬でヒーローになれることを
期待しちゃいけない。

僕たちは少しずつ変化していく。

なぜなら脳がそのようになっているから。

新しいことを取り入れようと思ったら、
その分野に関しては、赤ちゃん同然。

自分は赤ちゃんであると捉えよう。

箸の持ち方、言葉の捉え方、
服の着方とか、色々ある。

成長するにつれ、
学習の段階が移っていく。

僕たちはそのつど、
繰りかえし学んできた。

箸の持ち方も繰り返し学んだ。
逆上がりもがんばった。
漢字も繰り返し書いて覚えた。
九九も繰り返した。

脳を教育するために大事なのは、
聞いた情報をすぐに行動に移せるようにすること。

そのために何が大事かというと、

反復、繰り返し繰り返し行うこと。

一回聞いた情報を
わかった気にならないことが大事。

自分を天才だと思わないこと。

確実に忘れていくから。

1週間前に食べた食事、覚えてる?

僕たちは、なんどもなんども
復習、反復することで覚えていくので、
繰り返すことが大切。

ビジネスも同じ。

一回やってうまくいかなかったからと
あきらめてちゃ成功しない。

意識してやらなくていいぐらに
徹底的に落とし込もう。

繰り返し繰り返しやりながら、
前回うまくいかなかったことは
今回違うやり方をやってみる。

転んでもただでは起きない。

繰り返し繰り返しすることで
身についていく。

乗れなかった自転車に
乗れるようになったら

何年も乗ってなくても
もう乗り方を忘れることはない。

それぐらいたたき込もう。

そうやってどんどんと積み重ねていって
無意識でできる状態になっていったら

もううまくいくしかない。

それまでは反復が必要。

みんな、諦めるの早すぎる。

コツコツやるべきことを地道にやってたら
いつのまにか遠くまで来ている。

反復しながらどんどん進んでいこう。

原田正文