行動の先取りをする

セミナーに行ったり、本を読んだり、
誰かと話をした時に閃いて、
これをやろう!と思った時は
即、その時にスケジュールに入れましょう。

僕たちは情報をキャッチした時に
その時にやってみようと思ってイメージします。

そうやってイメージした時にすでに
やってしまったような気になっています。

これが危険なんですね。

脳でやった気になってしまうので、
翌日には忘れてしまいます。

つまり、どういうことかというと、

一旦妄想で描いて、
これやれそうだな、やります
と言います。

けれども、日々の仕事や
やるべきことに追われてしまいます。

そして1ヶ月、2ヶ月と経ってしまって、
結局何もやってないことが非常に多いです。

だから大切なのは、忘れない努力なんです。

いろんな経営者、起業家の方でも
忙しくてやってなかったり、
忘れてたりしています。

人間ってそういう生き物なんですね。

自分は忘れっぽくて、、と
悲観的になるのではなく、
もともと忘れてしまう生き物なんです。

自分の生活に落とし込まない限りは
簡単に忘れてしまいます。

その日の決意表明とか、
その日の気持ちの盛り上がりは、
なだらかに低空飛行になります。

セミナーに行ってすごく盛り上がって
「よっしゃ、やるぞ!」とやる気満々でいても、
1日、また一日と日を経るごとに
そのモチベーションは消えていきます。

だから、拾った情報や思いついたことを
忘れない努力をすることが大切です。

忘れない努力をするためにどうするのか?

それは、行動の先取りをすることです。

思いついた瞬間、やろうと思う瞬間、
人に宣言した瞬間にスケジュールを埋めるんです。

5分後に、10分後に、と、
あとでまとめてやろうと思ったらもうやりません。

その日、その瞬間、その時に
行動の先取りをした人だけがやります。

本で読んだり、話を聞いて、やろうと思ったら、
速攻、スケジュールに入れましょう。

すぐに予約を取ったり、申し込んだり、
絶対に行動が避けられない状況を
一つだけでいいので作りましょう。

「わかりました。考えときます」
ではなく、やるかやらないかの判断を
その場でしましょう。

不安や恐怖を感じるかもしれないけど、

申し込むならその場で申し込む、
本を買ってみる、
今、その場で調べてみる
その情報をキャッチアップする、

これをしないと前に進みません。

1mmでも行動が進んでいることを
するように心がけましょう。

この癖がついてくると
ものすごくスピードアップできますよ。

原田正文